K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

ヨーロッパ文明進歩の理由(銃・病原菌・鉄 より)

ヨーロッパで文明が最も進んだ理由は地形。


緯度が同じ場所は、動植物の育成条件・生態系・風土病などが似ているが、緯度が違うと大きく変わる。

このため、文明は東西に伝わりやすく南北に伝わりにくい。

他の大陸に比べてユーラシア大陸は東西に長いので、農業や文字などの文明が広がった。

さらにユーラシア大陸の中でも、ヨーロッパは地形が入り組んでいて国が分散するため、競争が続いた。これに対して中国は地形がシンプルなので早くに統一され、競争しなくなったので停滞した。

 

うーん、なるほど。結構感動しました。

新規ビジネスチャンス

万人が幸福で満足した社内にならない限りニーズ=チャンスは必ず存在する。(セブンイレブンヤマト運輸ドトールAmazoniPhone 、、、)


故に、新規ビジネスチャンスがない、ということはあり得ない。新規ビジネスを実現するのに必要な「何か」が足りないだけ。


神の目で現状を見る、というのがセオリーのひとつ。

【書評】ORININ 1-8続刊

近未来でロボットが人間社会に隠れて生活し困難を乗り越えて生きる目的・自我を獲得していく物語。 素晴らしい。 重厚なストーリー、緻密な描写、SFファンを納得・満足させる技術&背景設定と説明、節々にある笑い、いずれも秀逸。 戦闘シーンが長く、ややこしい&ストーリー展開が遅く感じる部分もあるが、8巻までは絶対に読んでほしい。 (僕は8巻で評価が倍増しました。)

コミュケーション手段の選び方

社内・社外を問わず、コミュニケーション手段の選び方は、仕事の効率にとてもインパクトが大きい割に、適当・感覚的に行われていることが多いので、ちょっと整理してみる。

(若手社会人向けのネタです)


主に取る手段は

●メール(チャット)

●電話

●直接会話

●ミーティング(呼ぶor訪問する)

●会食


ここに、どこまでメンバーを含めるか、という要素が絡む。


選択する際に考慮すべきポイントはこちら。

● スピード

● 相手にかけさせる手間(相手の好みも含む)

● 相手を動かす力の強さ

● 双方向やり取りの必要性(分岐パターンの多い少い)

● 自分の手間


これらを踏まえて、目的を達成できる最もコスト(手間)の低い手段を選ぶのが基本。


手間の多さと相手を動かす力はほぼ比例する。


最もお手軽なのはメール。双方向やり取りの必要性が低く、少ない強制力で済む場合は、メールが有効。

記録が残る分、電話より強制力が高くなることもある


但し、文化的にメールを敬遠するコミュニティもあるので、そこは相手との関係性からどちらに合わせるか検討する。


また、相手への強制力=立場+コミュニケーション手段による強さの和。

立場は上司や顧客といったフォーマルな関係から、信頼度、心理的な距離、恩義の有無、議題に関する許容度まで様々。

自分が上司ならメール一本で済ませるが、初対面の顧客なら訪問が必要、など、立場によって取るべき手段は変わる。


説得力が最も強いのは、F2Fで、食事を奢りながら、信頼orよく見せたい人に同席してもらう。(外交とかで使う方法)


こーゆー風にロジカルに考えると、コミュニケーション手段を迷うor間違える、というロスは少なくとも減らせます。

遺伝率

心身機能の遺伝率(遺伝の影響を受ける割合)は次のようになってるらしい。


記憶力(0.32)

知覚速度(0.46)

推理力(0.48)

体重(0.80)

知能(0.80)

身長(0.86)


思った以上に高いと感じた人は多いかも知れないが、経験と照らし合わせると納得感のある数値だと思う。


これを考えると、結婚相手に3高(身長・学歴・収入)を求める行動は、自己遺伝子の継続・保存を目的とすると、理に適っていると言えるだろう。


身長は遺伝子によってほぼ決まり、次の交配相手を見つけやすくなる特徴。

学歴はほぼ知能の発露。

収入はある程度例外もあるが、今の世の中では高確率で知能の結果。


もし、身長と収入だけで交配相手を選んだ場合、子供の知能が低くなる可能性があり、高収入を再現できる確率がかなり落ちる。(収入は運の要素が大きい)


そこを押さえるあたり、なかなかにしたたかさを感じる。身もふたもない話だけどね。