K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

光の三原色と絵の具の三原色が違うワケ

光の三原色は赤・青・緑で、絵の具とかセロファンの三原色は赤・青・黄。

あれ?なんで違うんだろう?
しかも一色だけ。

うーん…

と思って調べたら、絵の具とかセロファンの三原色は正確には赤・青・黄ではなく、マゼンタ・シアン・黄(イエロー)だった。確かにカラープリンターのインクはこの三色。

でもまだ光の三原色との違いは説明出来てない。
絵の具といっても、絵の具から反射した光の色なんだから、一緒のはずだよなぁ。なんでだろう。

ここでまた調べたら分かりました。
絵の具とかセロファンの色、例えばマゼンタはその補色である緑の光を吸収して、残りの赤と青の光を反射(セロファンなら透過)する素材、ってことです。

なるほど!
絵の具を混ぜても絵の具から発する光が混ざる訳ではなく、絵の具が吸収する色が混ざるってことなんだ。
つまり、絵の具のマゼンタ(緑色吸収)と黄(青色吸収)を混ぜると、光の三原色のうち緑色と青色が吸収されて、赤色だけが反射されるんで、赤色に見えると。

 

いや〜。これは子供に教えたくなる話でした。

 

光と絵の具の三原色