職業選択の教育について
僕は転職を3回して、今4社目。
いつまで続くかは分からないけど、今までで一番やりたい&向いてる仕事だと思ってます。やっとたどり着きました。
でも、ここまで辿り着くのは紆余曲折・苦労・運・巡り合わせが色々あった。
で、本題。
人生において、職業選択の意思決定って、幸せを掴むのにものすごく重要。
でも、その重要さに比べて、教育というか情報提供が余りに貧弱だと思う。
例えて言えば船の航海。
船の性能は確かに大事だけど、多分それ以上に大事なのは天候や海流、航海図を読んで、より良いルートを選ぶことの方が、目的地にたどり着く確率は高くなるのと同じ。
登山でもいいかも。装備を整えたりや体を鍛えるのも大事だけど、それ以上に正しいルートを選ぶことの方が、頂上に辿り着く上では多分重要。
教育の目的は、最低でも自立して生きる力を身に付け、出来ることなら幸せを掴める力を身につけさせること。
だったら、職業選択について、もっともっと教育すべきだよ。
例えば、一般的な職業の賃金を調査している厚労省の賃金構造基本統計調査。これを中学生に教えるだけで、どれだけの人の人生が変わるか。絶対、もっと勉強する奴が増えるはず。
それと、色んな仕事があることを、様々な形で伝えるべき。例えば企業でも、営業、研究開発、生産、経理、人事、広報、総務、企画、といったファンクションもあれば、小売、製造、金融、マスコミ、出版、商社、コンサル、IT、などなどの業種もある。
僕らの時代は、高校の文系理系選択の時と、大学進学の志望校&学部選び、そして就職活動のタイミングしかなかった。でも、職業選択についてはもっともっと情報をもらって、見学とか人の話を聞いて、深く考えたかった。
今でも、就職活動をかなり適当にやってしまったことをとても後悔している。(自業自得だけど)
まぁ、やってみないと分からないし、最初の就職先で転職に当たる確率なんてかなり低いんだけど、それでも、広い視野で考え尽くした、って思えれば、多分後悔もしない。
そんな思いを自分の子供にはさせないよう、視野を広げるアドバイス・情報提供はしようと心がけてます。
出来るだけバイアスがかからないように伝えようとは思ってるけど、まぁ難しいだろうね。