K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

第二次大戦の敗北と冷戦と日米同盟の解釈一例

こーゆー解釈もあるんだ。へぇーっていうのを一つ。


日独の経済成長は、対共産主義国の前線として米国に工業化を許されたから。

冷戦がなければ許されなかった可能性大。


日独が第二次世界大戦を始めた最大の理由は、資源と市場へのアクセスを確保するためだった。両国とも第二次世界大戦で完膚なきまでに叩きのめされたが、戦後の「戦勝国」の米国から、元々の望みをはるかに上回るアクセス権を提供された。その上、米国から自力では到達しえない完璧な安全保障も提供された。うーん、超ラッキー。


二次大戦後の米国を中心とした同盟と米国市場へのアクセス確保により得られたものは以下

●同盟国間での警戒・防衛が不要になった(仏ー独や、欧州内各国など)

●貿易航路が安全になったため、土地を占領する必要が無くなった

●なので、植民地が解放された


米国が築いた同盟関係から最も恩恵を受けてきた日本は、同盟関係を維持する以外に生きていく道はおそらく当面ない。