K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

コミュケーション手段の選び方

社内・社外を問わず、コミュニケーション手段の選び方は、仕事の効率にとてもインパクトが大きい割に、適当・感覚的に行われていることが多いので、ちょっと整理してみる。

(若手社会人向けのネタです)


主に取る手段は

●メール(チャット)

●電話

●直接会話

●ミーティング(呼ぶor訪問する)

●会食


ここに、どこまでメンバーを含めるか、という要素が絡む。


選択する際に考慮すべきポイントはこちら。

● スピード

● 相手にかけさせる手間(相手の好みも含む)

● 相手を動かす力の強さ

● 双方向やり取りの必要性(分岐パターンの多い少い)

● 自分の手間


これらを踏まえて、目的を達成できる最もコスト(手間)の低い手段を選ぶのが基本。


手間の多さと相手を動かす力はほぼ比例する。


最もお手軽なのはメール。双方向やり取りの必要性が低く、少ない強制力で済む場合は、メールが有効。

記録が残る分、電話より強制力が高くなることもある


但し、文化的にメールを敬遠するコミュニティもあるので、そこは相手との関係性からどちらに合わせるか検討する。


また、相手への強制力=立場+コミュニケーション手段による強さの和。

立場は上司や顧客といったフォーマルな関係から、信頼度、心理的な距離、恩義の有無、議題に関する許容度まで様々。

自分が上司ならメール一本で済ませるが、初対面の顧客なら訪問が必要、など、立場によって取るべき手段は変わる。


説得力が最も強いのは、F2Fで、食事を奢りながら、信頼orよく見せたい人に同席してもらう。(外交とかで使う方法)


こーゆー風にロジカルに考えると、コミュニケーション手段を迷うor間違える、というロスは少なくとも減らせます。