K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

インセンティブの妙

募金活動で、

1.慈善事業の意義を伝えるのみ

2.慈善事業の意味を伝えた上で1%の報酬を募金外から支払う

3.10%の報酬

 


で分けたら成績はどの順番になったと思います?

答えは1、3、2の順だった。金銭報酬(もしくは差)はたっぷり払うか全く払わないかのどちらかでないといけない。

⇨日本の中途半端成果主義は、この間違いを犯していそう

日本語に関していくつか

日本語でよく主語が省略されることと、日本において社会的な同調圧力が高いこと・ムラ社会・個人が弱いことには相関がある。

例えば、英語も昔は主語が必須ではなかったらしい。ムラ社会から個人主義の台頭に伴い、主語が必須になってきた。

 

 

日本語は英語からとても遠い言語。

そのため、母語が日本語の人が英語を習得するのは、多言語を話す人に比べて時間がかかるという統計がある。

これは英語習得のハードルが高いと言えるが、一方で防御の観点で言えば文化的な障壁が高いとも言える。

最近、日本は世界に取り残されるガラパゴス的な面が強調されがちだが、1.3億人というそれなりに多い人口、言語の障壁、海に囲まれている点、から考えると、トータルとしてはマイナス面よりプラス面の方が多いのではないかと思う。

 

 

日本語は表意文字表音文字の両方を使う、世界でも稀な言語。これにより、右脳と左脳の両方を使う比率が他の言語に比べて高いらしい。

で、各国の子供のIQを調べて比べた結果、日本人のIQは他国より有意な差で良い結果が出て、その理由を追いかけたらこの言語の特殊性じゃないか、ってなったんだってさ。

これを聞くと、ちょっとワクワクするよね。

 

第二次大戦の敗北と冷戦と日米同盟の解釈一例

こーゆー解釈もあるんだ。へぇーっていうのを一つ。


日独の経済成長は、対共産主義国の前線として米国に工業化を許されたから。

冷戦がなければ許されなかった可能性大。


日独が第二次世界大戦を始めた最大の理由は、資源と市場へのアクセスを確保するためだった。両国とも第二次世界大戦で完膚なきまでに叩きのめされたが、戦後の「戦勝国」の米国から、元々の望みをはるかに上回るアクセス権を提供された。その上、米国から自力では到達しえない完璧な安全保障も提供された。うーん、超ラッキー。


二次大戦後の米国を中心とした同盟と米国市場へのアクセス確保により得られたものは以下

●同盟国間での警戒・防衛が不要になった(仏ー独や、欧州内各国など)

●貿易航路が安全になったため、土地を占領する必要が無くなった

●なので、植民地が解放された


米国が築いた同盟関係から最も恩恵を受けてきた日本は、同盟関係を維持する以外に生きていく道はおそらく当面ない。

恋愛社会と見合い社会どっちが幸せ?

日本は結婚相手を周囲が選ぶ見合い中心社会から、自分で選ぶ恋愛中心社会に移行した。

 

これも昨今の晩婚化・非婚化・少子化の大きな要因の一つだと思う。


ここでふと疑問が持ち上がる。恋愛社会と見合い社会、どっちが社会全体として幸せなんだろうか?

 

 

 

恋愛社会は資本主義的、見合い社会は社会主義的な感じがする。

見合い結婚の方が、恋愛結婚より結婚後の満足度が高い。これは、見合い結婚は結婚後も努力をするためらしい。

アラブでは今でも見合い社会。

 


恋愛偏差値の高い人にとっては恋愛社会の方が幸せだが、恋愛弱者にとっては見合い社会の方が幸せだろう。

 


多数の幸せを優先するなら見合い社会に軍配が上がるかも。

 


でも社会の進化・成長はどちらがより進むか?

恋愛が大きな消費市場なのは間違いない。文化面でも根幹を支えていると言っても過言ではなかろう。

 


ぬぬぬ。

こーゆーことを考えるときは評価基準(物差し)を考えないと間違えるな。

指標は、長期的に見てより多くの人間が幸せになれる方、か。

社会が経済的にも文化的にも停滞しちゃダメ。

でも、一部の恋愛強者以外のみんなが不幸になってもダメ。

うーん、多分自由恋愛を許容しつつも、セーフティネットとしての見合いという組み合わせ型なのかなぁ。

 


いやいや、そもそも結婚自体必要なのか、って話がある。

でも、なんだろ。半強制的に結婚させるのってやっぱ違うよね。

見合い社会には、結婚すべしという圧力がついてるな。

結婚強要圧力のない見合い社会なんてあり得るのか??

 


結婚するかどうかは自由。但し、不動産の物件データみたいに結婚したい人がデータ登録してて、職業的な仲人がいる状態?

単に、今の結婚相談所・出会い系サイトが適切に普及すれば良いのか?

 


ってゆーか、結婚自体が多分必要じゃない。

婚外子でも不利益がない状態になれば…

 


でも結婚制度を維持するか否か、とどうやって相手を見つけるか、はまた別の問題だな。

 


まぁ相手を見つける手段と候補は多い方が良いに決まってる。

でも、相手を強制的に決められるのは絶対嫌。

 


結婚したくても出来ない人がいるのは、見合い社会から恋愛社会に移行したってだけじゃないよな。他の要因(女性の高学歴化と男尊女卑のミスマッチとか)もデカイ。

 


うーん、整理つかん。ムズイ。

とっちらかっちゃいましたが、取り敢えず今回はこんなところで。

 

 

 

坂本龍馬の旅費は誰が出した?

新説・明治維新(西鋭男)を読んだ。簡単に言うとこんな内容。

明治維新は英仏の政治工作

・英仏は清のアヘン戦争で自国人材を浪費したため、日本では資金を出して内乱させる方を選んだ

薩長土佐に武器を与えて幕府転覆させた

・長州ファイブの英国留学費(今の金額に換算すると数十億円)や坂本龍馬の旅費・軍資金を拠出

・アヘンはモルヒネとして戊辰戦争で大量使用

・でも薩長土佐の財政悪化で借金取り戻せずグラバー商会は破産

坂本龍馬は知り過ぎたため英国に暗殺されたという説

・これらの裏工作の結果、英国は日本に対して非常に優位な地位を得た

・最初の鉄道が新橋−横浜なのは、英国の武器・兵力を港から素早く江戸に運ぶため

・英国大使館は皇居を見下ろせる高台の一等地

 


… 結構納得のいく話もあるけど、それにしても日本をアヘン漬け・植民地にしなかった理由が不明。なんでだろ?

その方が得な理由とか、他国との牽制とか、何かあるはずなんだけど…。

この言葉やお話、知ってますか?

心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。


結構有名な言葉ですが、やっぱりいいですね。大好きな言葉の一つです。


これ、人生戦略とか自己研鑽に興味があって、勉強・情報収集を継続してる人だったら、きっとどこかで出会ったことがあるはず。


もし、出会ったことがないなら、インプットの絶対量が少ないか、そのソースに偏りがある可能性が高いです。

その点、リトマス紙的な言葉とも思います。


これよりもーちょい難度の低い(更に有名な)のは、バケツに大きな石→小石→砂→水の順で入れてく話ですかね。

もし20代ならまだしも、もし30代でこれを知らなかったらちょっと勉強不足を焦った方がいいかなと思います。


なので敢えて答えは書きません。

…知りたい、ってコメントが何件かついたら書こうかな。