K’s blog

日系SIer → 外資戦略コンサル → 日系電機メーカー → ロボットメーカー、というちょっと転職回数多めの筆者が、雑学・ビジネス・政治経済・趣味のマンガについて語るブログです。

英語学習について その1

昔から英語が不得意だった。

 

他の科目は特に勉強せずとも、理解や雑学である程度なんとかなるが、英語だけは自然と身につくものではない。
いわゆる名門私立中学に行ってたけど、英語はこのままじゃヤバイから家庭教師をつけることを薦められたりもした。
大学受験も極力英語の配点の少ないところを選んだ。

 

社会人になってン十年、英語は必要性を感じながらも、なかなか本気にはならず、ある程度投資もしたけど、それでもイマひとつな感じが続いてた。

 

社会人になってからのTOEICスコア履歴はこんな感じ。

 

新人の頃は500点台。全然ダメ。


5年目くらいの時、外資系企業のシステム構築で顧客のドイツ人技術者と仕事をする為、イングリッシュアドベンチャー(追跡)を頑張る。TOEIC630点。


そのままほぼ横ばいで数年。DUOとか色々試してみる。


10年ちょいの時に外資コンサルへ転職したので、焦って勉強。自腹でベルリッツとか行ってなんとか730点。


でも、外資コンサルじゃあ英語底辺。外人ばかりの会議だと半分もわからない。
会社のお金でベルリッツ行ったり、3週間オーストラリアに語学留学してみたけどあんまり英語力上がらず。


20年目くらいに日系企業に転職。英語使わないからサボってたら655点まで落ちる。


最近、3回目の転職をきっかけに一念発起して真剣に勉強。これまでの経験・教訓から、自学自習 +スマホアプリ学習が最も効率的と確信。有休消化の長期休暇を活用して、毎週20時間×10週間みっちり勉強し、やっとこさTOEIC885点に届く。


それでもまだ自分が途中で遮れないネイティブとの電話会議とかは理解度60%くらい…。道のりは長い。

とはいえ、苦労した分、英語学習についてはある程度理論が整理できたので、次回はそれを書いてみる。

職業選択の教育について

僕は転職を3回して、今4社目。

いつまで続くかは分からないけど、今までで一番やりたい&向いてる仕事だと思ってます。やっとたどり着きました。

でも、ここまで辿り着くのは紆余曲折・苦労・運・巡り合わせが色々あった。

で、本題。

人生において、職業選択の意思決定って、幸せを掴むのにものすごく重要。
でも、その重要さに比べて、教育というか情報提供が余りに貧弱だと思う。

例えて言えば船の航海。
船の性能は確かに大事だけど、多分それ以上に大事なのは天候や海流、航海図を読んで、より良いルートを選ぶことの方が、目的地にたどり着く確率は高くなるのと同じ。
登山でもいいかも。装備を整えたりや体を鍛えるのも大事だけど、それ以上に正しいルートを選ぶことの方が、頂上に辿り着く上では多分重要。

教育の目的は、最低でも自立して生きる力を身に付け、出来ることなら幸せを掴める力を身につけさせること。
だったら、職業選択について、もっともっと教育すべきだよ。
例えば、一般的な職業の賃金を調査している厚労省の賃金構造基本統計調査。これを中学生に教えるだけで、どれだけの人の人生が変わるか。絶対、もっと勉強する奴が増えるはず。
それと、色んな仕事があることを、様々な形で伝えるべき。例えば企業でも、営業、研究開発、生産、経理、人事、広報、総務、企画、といったファンクションもあれば、小売、製造、金融、マスコミ、出版、商社、コンサル、IT、などなどの業種もある。

僕らの時代は、高校の文系理系選択の時と、大学進学の志望校&学部選び、そして就職活動のタイミングしかなかった。でも、職業選択についてはもっともっと情報をもらって、見学とか人の話を聞いて、深く考えたかった。
今でも、就職活動をかなり適当にやってしまったことをとても後悔している。(自業自得だけど)

まぁ、やってみないと分からないし、最初の就職先で転職に当たる確率なんてかなり低いんだけど、それでも、広い視野で考え尽くした、って思えれば、多分後悔もしない。

そんな思いを自分の子供にはさせないよう、視野を広げるアドバイス・情報提供はしようと心がけてます。

出来るだけバイアスがかからないように伝えようとは思ってるけど、まぁ難しいだろうね。

学校教育について

小学生の息子が2人いて、少し前に授業参観に行って来た感想。
自分が受けた授業とは多少変わってたけど、相変わらず。基本は全く変わってない。

特に、小学生で重視される算数とか読み書きみたいな、スキル習得型の教科について、能力の違う30人を同じ教室で、かつ講義式で教育することの、あまりの非効率さに改めて愕然としました。

真ん中の子の水準に合わせてるから、分かってる子にとってはつまらないし、分からない子にとってはチンプンカンプンでボーっとしてる。
しかも、期末の通信簿には、出来てなくても◯を付ける始末。なんじゃそら。

いつか橋下元大阪府知事が小中学生の留年を検討させようとしてたけど、全くもって賛成。

スキル習得系の教科なんて、タブレット配って、ビデオ講義+ゲーム仕立てにして、個人の得意不得意に応じて沢山練習させて、分かんないところを教師が個別フォローして、ちゃんとテストで評価するってするだけで、多分数倍効率的に出来るはず。

日本全国で恐ろしい程時間と労力の無駄遣いをしてるよ。

リクルートがスタディサプリでこの辺を変えようとしてるみたいだけど、ぜひ頑張って欲しい。


教育関連、他にも色々書けそうなネタがあるので、ニーズがあるならこの後も続くかもです。
●英語教育について
●職業選択教育について
●教育界が何でこんなに旧態然としてるのか
●自分の子供の教育方針

光の三原色と絵の具の三原色が違うワケ

光の三原色は赤・青・緑で、絵の具とかセロファンの三原色は赤・青・黄。

あれ?なんで違うんだろう?
しかも一色だけ。

うーん…

と思って調べたら、絵の具とかセロファンの三原色は正確には赤・青・黄ではなく、マゼンタ・シアン・黄(イエロー)だった。確かにカラープリンターのインクはこの三色。

でもまだ光の三原色との違いは説明出来てない。
絵の具といっても、絵の具から反射した光の色なんだから、一緒のはずだよなぁ。なんでだろう。

ここでまた調べたら分かりました。
絵の具とかセロファンの色、例えばマゼンタはその補色である緑の光を吸収して、残りの赤と青の光を反射(セロファンなら透過)する素材、ってことです。

なるほど!
絵の具を混ぜても絵の具から発する光が混ざる訳ではなく、絵の具が吸収する色が混ざるってことなんだ。
つまり、絵の具のマゼンタ(緑色吸収)と黄(青色吸収)を混ぜると、光の三原色のうち緑色と青色が吸収されて、赤色だけが反射されるんで、赤色に見えると。

 

いや〜。これは子供に教えたくなる話でした。

 

光と絵の具の三原色

 

ブラウザと仕事のパフォーマンスの関係

採用応募時のブラウザで、ChromeFirefoxからの応募者はIESafariからの応募者より明らかにパフォーマンスが高いらしい。与えられたことをそのままこなすのではなく、常に自分で工夫する姿勢が表れてるんだ。なるほど。面白い。これはなかなか納得のいく話。

 

ソースはこちら。

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像



海が生命の母、という通説を覆す最新研究。なるほど感、へ〜言われてみれば確かに感、の高い良書。

 

生命は、地球環境の変化の中で、必然的に自然選択によって誕生した。

地球と同様の生命の発生には、地球と類似の惑星である(恒星の種類、恒星との距離、大きさ、構成物質など)だけでなく、その環境変遷・イベントのタイミングなども同様である必要がある。従って、火星や銀河系内に、地球同様の生物が存在する可能性はほぼゼロ。

有機物は、冷えて海ができた状態のところに、たまたま小惑星帯とぶつかって起きた、大量隕石群の衝突による化学反応があって生成された。
海が出来ただけでも、隕石群が落ちただけでも、隕石群が落ちた後に海が出来ても、有機物は生まれない。

隕石や彗星からアミノ酸がもたらされたという説もあるが、量も少なく、落下中に燃え尽きることから否定。

生物の有機分子が全て水溶性かつ粘土鉱物と親和的なのは、それ以外の条件だと、海面に浮上して当時の酸化大気と日光で分解されてしまったから。(分子の自然選択)

有機分子が高分子化(タンパク質もどき化)したのは、海底に堆積し、地下深くで圧密した結果。
その後、地中の有機高分子が海底プレートに運ばれて集積し、小胞化したものだけが地中の熱水に分解されずに残る(とある条件下なら無機物でも小胞化するケース有り)。小胞同士が熱水に運ばれて合体・変化。他者を取り込んで成長=代謝出来たものが生き残り、さらに小胞内でRNA/DNAによる自己複製・増殖出来たものが、生き残った。ここ迄は地中で可能な話であって、海が生物の起源ではない。(海中だと高分子よりも加水分解が進むし、分散して集積もしない。)

その後、マントル対流が活性化して地球磁場が強まり、宇宙放射線の影響が少なくなった段階で、シアノバクテリアが浅い海に進出して増殖・光合成を開始。

生物の根本の祖先は一種類ではなく、複数バクテリア。親子の遺伝による進化ではなく、合体・融合による進化。一つの細胞に複数のバクテリアが共生。細胞内の小器官として進化。細胞内の小器官であるミトコンドリア葉緑体も元は異なるバクテリア(生物)で、宿主とは異なるDNAを持つ。
光合成をするバクテリアを取り込んだのが植物の祖先で、運動するスピロヘータを取り込んだのが動物の祖先。だから系統樹の一番根っこはひとつではなく複数に分岐。全ての生物の唯一の祖先は存在しない。

 

でも、地球冷却によるエントロピー低減が、生命を含む地球の秩序化・組織化の理由、っていう点だけは納得いかなかったな。
太陽光のインプットとかもあるから、地球って枠の中だけでエントロピーを論じてることに疑問。

マンガの厳選おすすめリスト

小学校からウン十年。大人になった今でも一番の趣味はマンガです。

 

●少年ジャンプ歴14年位(スラムダンク完結後少し経ってやめた)
少年マガジン歴30年位(なかなか卒業出来なかったけどベイビーステップ完結してやめた)
●少年サンデー歴20年位(何がきっかけでやめたか忘れたけど)
●月刊マガジン歴25年位
●モーニング歴20年位
アフタヌーン歴20年位
●他にも、ヤンマガヤンジャン、スピリッツ、アクションなども数年〜10年位読んでた。
●妹がいたから少女マンガもぼちぼちおさえてます
●後はBOOK OFFで色々大人買い&漫画喫茶で読み漁り

今は主にTSUTAYAのコミックレンタルと電子書籍で単行本を読み続けてます。

 

人生の知識の半分をマンガで得た、喜怒哀楽を漫画で学んだと言っても過言じゃないです。

 

そんなマンガ大好き人間なんですが、10年位前から読んだマンガの評価リストつけてます。

で、これはオススメ、という完結マンガのリスト2018年1月時点版を公開します。趣味が合う人が居て、未読のものがあれば是非読んでみてもらえればと。
(一応、好きな順番に並べてます。超難しかったけど。)

 

* 鈴木先生 (最高!)
* 寄生獣 (最高!)
* 風の谷のナウシカ (最高!)
* 鋼の錬金術師(最高!)
* プラネテス(最高!)
* パトレイバー(最高)
* スラムダンク(やっぱ最高)
* 彼氏彼女の事情(古典だけど外せない)
* 僕の地球を守って(古典だけど忘れられない)
* PINEAPPLE ARMY(これも古典だけど忘れられない)
* ぼくらのよあけ (超面白い)
* 子供はわかってあげない (超面白い)
* とある飛空士の追憶 (泣ける!)
* 白暮のクロニクル (流石!)
* ベイビーステップ (最高…だったのに終わり方が不満。勿体ない!)
* 逃げるは恥だが役に立つ (超面白い)
* くちびるに歌を (心洗われる)
* 雪の峠・剣の舞(超面白い)
* まおゆう (超面白い&予想外に深い)
* 東京トイボックス(超面白い)
* かくかくしかじか(泣ける)
* じゃじゃ馬グルーミングUP(流石)
* バクマン
* げんしけん1&2
* め組の大吾
* モンキーターン
* 獣の奏者
* 百舌谷さん逆上する
* 大東京トイボックス
* 清々と
* おたくの娘さん
* GUNSLINGERGIRL
* ニセコイ
* 海月姫
* 登る小寺さん
* それでも町は廻っている (ホンワカする)
* 懲役339年
* 虫籠のカガステル
* 俺物語(笑う)
* とある飛空士の恋歌
* めぞん一刻(古典だけどやっぱいい)
* Blue Giant(まさかの展開)
* はちみつとクローバー(青春)
* イエスタデイをうたって
* 予告犯
* のだめカンタービレ
* ネギま!(終わり方ちょっと不満。続編のUQ HOLDERに期待)
* 神のみぞ知るセカイ(伏線がすごい)
* おとこの一生
* 土星マンション
* Front Mission Dog Life & Dog Style(前半は最高。でも後半がダルくなるのと、非現実的になる点だけが残念 )
* Captainアリス(面白い)
* やさしいセカイのつくりかた(かなりgood
* 少年ノート
* 明治メランコリア
* シドニアの騎士
* 鉄風(超面白かったが終わり方がちょっと中途半端か)
* 皇国の守護者(最高に面白かったのになんで途中で終わるかな。小説が完結したら絶対読みたい)


後、今読んでる未完のものが70〜80タイトルほどあるので、それらも読み終えたら順次付け足していきます。

 

上位に来そうなのはこの辺かなぁ。
* 海街ダイアリー  8
* 3月のライオン 13
* チェーザレ 11
* 紅殻のパンドラ11
* 銀の匙 14
* ワールドトリガー 18
* メイドインアビス6
* BeBules! 29
* BIRDMEN 11
* 絶対可憐チルドレン50
* 赤髪の白雪姫 18
* UQ HOLDER 15
* MOONLIGHT MILE 23
* ヒストリエ 10
* ヴィンランドサガ 20
* マージナルオペレーション 9
* 波よ聞いてくれ3

ではでは。